宿曜占星術は歴史ある占いであり、特に性格診断・相性診断では他の占いを圧倒するほどに的中するものと言われています。

その理由は、宿曜占星術が、統計学的な要素を含んでいるからです。科学的な根拠はありませんが、統計学的な傾向なので、実際に当たってしまうのです。

宿曜占星術はどの程度信頼できますか?

本ページではこのように、宿曜占星術の信頼できる理由について掘り下げています。

宿曜占星術は、その結果をそのまま信じて自分の行動を変えても良いくらいに信頼できる占術と言えます。決して未知のパワーや、オカルト的なものではありません。信頼に足る歴史と実績があるのが宿曜占星術の強みです。

本ページでは、宿曜占星術が、なぜ信頼に足るのかを解説いたします。

宿曜占星術は歴史が深い

宿曜占星術が信頼に足る理由はその歴史にあります。

宿曜占星術の歴史は、日本だけでも約1000年遡るほどの長さを誇ります。平安時代に弘法大師空海が唐から持ち帰り、宿曜道として大成したことから始まります。

その後、当時流行していた陰陽道と力を二分し、どちらの力が上かを競い合いました。かの有名な源氏物語にも宿曜師が登場しています。

その後、日本に定着した宿曜道は、安土桃山時代には相手武将の出方を調べるための方法として、多くの武将に利用されました

江戸幕府においては当たりすぎるあまりに、禁止されてしまうほどでした。これほど長い歴史は、占星術として的中率を高めるには、十分すぎるほどでした。

それでは、なぜ歴史が深いと当たる事に繋がるのかに迫ります。

宿曜占星術は統計的な力を持つ

宿曜占星術は、占いという名がついているものの、統計学の力を使っています。統計学は、原因はわからなくても、なぜかそうなってしまうという、漠然とした結果をもとに、傾向を導き出すものです。これは占いを科学する上では、とても理解に足る情報です。

宿曜占星術では生年月日から宿を割り当て、その宿の性格を診断します。

これは一見占いですが、しっかりと統計学の要素を含んでいます。

例えば、亢宿という宿は、高いリーダーシップを持つといいます。

これはなんとなくそう決められているのではなく、宿曜の長い歴史の中で、亢宿にあたる人を見てきた結果、亢宿にあたっている人物はリーダーシップに優れた者が多かったという結果論なのです。

世の中には原因はわからずともなぜかそうなる、ということがあると言いました。これを研究することによって、性格の傾向がつかめる、それこそが宿曜占星術の秘めた力なのです。

つまり宿曜占星術は占いでありながら、科学でもあるのです。スピリチュアルなパワーや気の力などを信られないような人でも、納得せざるを得ないものと言えるでしょう。

当然統計的な要素を含むので、多少結果が違ってしまうこともあります。しかしそこは「違う」と結果を拒否せずに「自分にもそういう傾向があるかもしれない」と受け入れるべきです。すべては統計の力なので、要素を含んでいる可能性は十分にあるのですから。